将来の出費が怖くて貯金を頑張ってるけど、ずっとお金の不安は消えないし
お金を使うのが怖い…
そんなお悩みを抱えていませんか?
今回は、何となく将来が不安で
何年も不安を抱えながら必死に貯金に勤しんでいた筆者が行き着いた、
将来のお金が不安と感じる原因や、
不安を解消するための3ステップをご紹介します。
私は高校卒業後公務員として働いていた4年間、結婚してからの2年程は
『漠然とした将来への不安』
から、
生活を切り詰めて必死に貯金をしていました。
同期がちょっといい腕時計を買っていても、旅行に行っていても
せっせと貯金、ボーナスも全額貯金。
娯楽といえば、職場の飲み会やお付き合い、同期との温泉くらいでした。
友人からは変わった奴だと思われていたと思います。笑
ですが、
『お金がなくなるかもしれない』
『お金がなくて苦しい思いをしたくない』
という恐怖が常に頭にあったんですよね。
未来のためにというよりは、ただ恐怖心から貯金がやめられなかったんです。
皆さんは今貯金している理由を考えたことはありますか?
現状を振り返りながら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
将来のお金の不安を感じる理由
私たちが将来のお金に不安を感じる理由は
・収入が少ない
・老後の資金問題
・子供の教育費
など、
理由はさまざまあると思いますが
それらを総括して、不安の根底にあるのは
「具体的に自分が何に対して不安を感じているのかがわかっていない」
ということです。
それゆえに【漠然とした】恐怖心や不安を感じてしまっているんです。
例えば、
収入が少ないことが不安だと思っているAさんは、
収入が少ない事によってその後に
・どんな課題が待ち構えているのか
・それを解決するためにどうするべきか
というところまでが見えていないんです。
人は目に見えないことや具体的に想像ができないことを怖いと感じます。
(おばけとか、宇宙人とか怖くないですか…?笑)
過去の私の事例で考えてみると、
貯金をしている目的は
何となく将来結婚したら子供も欲しいし、
老後資金も不安だから、お金に困らないように貯金しなきゃ…
という状況でした。
ところが
・結婚に伴う費用はいくらかかるのか
・子供が生まれた場合、どのような教育を受けさせたいのか
・老後資金はいつまでにいくら貯めたいのか
といった現実的な数字やプランのことはことは深く考えていなかったんですよね。
でも、
意外と皆さんそうではないかと思うんです。(失礼)
自分が何が分からないかも分からない状態ってすごい不安だし、怖いですよね…
私は小学生の頃このパターンで算数が苦手でした。←
テストで点数取らなきゃ成績落ちるから勉強はしてるけど、
もう何が分からないのかも分からない…
という状態です。
もう、とっても怖いですね、、、怯
因みに、なぜ成績が落ちたら困るのか。というところも漠然としていて抽象的ですよね。
解像度を上げて考えていくことが大切です!
では次に、その不安を解消するためにどうすればいいかご紹介します。
将来のお金の不安を解消する方法
先ほど、お金の不安を感じる原因は
自分が何に不安を感じているのか分からない状態だから
という話をしました。
では不安をなくすために必要なことはその逆で
「何に不安を感じているのかを明確にする」
ということです。
具体的な方法は
ステップ1:ライフデザインを設計する
ステップ2:ライフプランを立てる
ステップ3:ライフプランニングする
です。一つずつ見てみましょう。
1:ライフデザインを設計する
ライフデザイン=自分の価値観や夢に基づく生き方の構想です。
まずはこれからの人生をどのように生きていきたいか、次の3つの観点から
ライフデザインを考えてみます。
(1)人生の目標や夢は何か
(2)どのようなキャリアを積みたいか
(3)どのような家庭を築きたいか
次のステップ2、3に進むために必要なことなので、まずはここを明確にしましょう。
2:ライフプランを立てる
ライフプランとは、
将来的に起きる可能性のあるライフイベントを想定した計画のことを言います。
ステップ1で思い描いた理想の生き方をするために、
実現したい年齢や、必要資金などを明確にした状態です。
(現時点のプランなので、今後変わっていってもOK)
例えば、
・将来的に起きる結婚や出産
・家の購入
・教育費
・老後の生活
等のイベントを想定して、
その時に必要になる資金を予測するなどして具体的に計画を形にします。
これを分かりやすく表にまとめたものをライフプラン表と言います。
ライフプラン表を作ると
・大きな出費が必要な時期
・具体的にいくら資金が必要か
などが見える化できるため、
資金計画を実行しやすいです。
ライフプラン表は、プロに無料で作成してもらうのがおすすめ!
私はマイホーム購入の際に担当のFPさんに作成していただきました。
ご加入中の保険会社やホームページなどから信頼できそうな会社を見つけて、
まずは無料相談してみてくださいね!
ライフプラン表をセルフで作る場合には、
PDFやExcelのテンプレートを使って作成するのがおすすめです。
自分でフォーマットを作るよりも、作成にかかる時間を削減できます。
【ライフプラン表のテンプレートを配布しているサイトの例】
・日本FP協会(PDF・Excel形式)
・Microsoft(Excel方式)
3:ライフプランニングする
ライフプランニングとは
ライフプラン実現のためのロードマップを作っていく作業です。
ステップ1、ステップ2が完了したら、
具体的なアクションプランを立てていきます。
⚫︎家計改善
⚫︎資産運用
など、予算確保のために必要な行動を考えていく過程です。
「子供の進学のタイミングで予算が○○万円必要」
「老後資金4000万円を65歳までに貯めるに毎月積立投資しよう」
などなど不安を感じているポイントが明確になれば、あとは解決方法を考えて実行するだけですね。
まとめ:お金の不安を感じる人はまず不安ポイントを明確に
いかがでしたか?
特に若い世代であったり、小さいお子さんがいる専業主婦だったりすると
世帯収入が少ないため、焦ったり周りと比較してしまったりして不安を感じやすいのではないでしょうか。
根拠のない焦りや不安を解消するために、まずは当記事で紹介した
3ステップを実践してみてくださいね。
資金計画は計画的に!
今も未来も楽しんで過ごせますように。