子どもの『やりたい』気持ちを応援
してあげたいけど、
家計を圧迫してキツい…
子供の将来に必ず役立つ習い事だから、
予算オーバーだけど通わせたい!
お子さんの習い事のお金事情でお悩みの方、多いですよね。
私自身も、息子の習い事費用に頭を悩ませていた一人です。
だからこそ、同じ悩みを持つ皆さんに役立つ情報をお届けできればと思います。
習い事の費用が家計を圧迫する原因
子どもの成長には、さまざまな経験が大切です。
私自身、子供に習い事をさせることは未来への投資だと思っています。
子どもたちは家庭や学校では味わえない、さまざまな経験を通して
「生きていくために必要な力」
を身に着けていくからです。
スポーツ、音楽、アート、学習系の習い事など、子どもの興味や才能を伸ばすために
多くのママが習い事を選んでいます。
しかし、その一方で習い事にかかる費用が家計に大きな負担となることも事実です。
負担が増えたとしても、子どもの幸せな未来をためにいろんな経験をさせてあげたい。
根底にはそんな親心があります。
でも、家計を圧迫し続けて生活に支障が出るのは困りますよね…
習い事の費用が家計を圧迫している背景
習い事が家計を圧迫しいている背景には次のような点が挙げられます。
1:高額な月謝
子どもの成長に伴い、月謝が高額になる傾向があります。
習い事の種類によって相場は異なりますが、
小学校高学年から学習塾に通わせる家庭が多く、学習塾やスポーツクラブは料金が比較的高めとなっています。
2:追加費用がかかってくる
月謝以外にも、交通費や道具の購入費、イベント参加費などがかかります。
これらの費用が積み重なることで、家計を圧迫する原因となります
3:習い事の多様化
子どもが複数の習い事をすることもあり、その分費用がかさみます。
例えば、水泳、ピアノ、英会話などを同時に習う場合、それぞれの月謝と追加費用がかかります 。
我が家の習い事の状況
私には2人の息子がいるのですが、主人の転勤を機に長男の習い事の体験に足を運ぶようになり、
10件近く色んなジャンルの体験に参加しました。
その結果、今は幼稚園受験対応の幼児教室と積み木を使った学習塾の2つに通わせています。
我が家の習い事にかかる月々の費用
• 幼児教室:月12,100円(週1回50分)
• 学習塾:月20,000円(週2回40分)
月謝が32,100円。
さらに、入会金や教材費など、約5万円程追加の出費がありました。
試験やイベントなどに参加すると、さらに出費が増えるので、年間で50万以上の出費は確定です。
体を動かすことが好きな長男なので、運動系の教室も検討していますが、すでに出費が3万を超えているため
費用は考えなければいけないな…と考えています。
我が家の教育方針は、子供の良質な経験に積極的に投資したいという考えなので、幼児期から
習い事にかける費用はやや多めです。
自分たちの生活で何を重要視するかによって、
かけられる費用の割合は変わってきますので
夫婦間・家族間で意見を共有しておくことが重要です。
みんなはどうなの?子どもの習い事・お金事情
日本の3歳以上の子どもが習い事にかける費用について、2023年のデータによると、
平均的な月額は約1万8627円です。
(複数の習い事の総額として算出されたもの)
さらに年齢別に見ていくと、未就学児(4〜6歳)の場合は月平均約1万146円であり、
年齢が上がるごとに費用も上昇し、高校生では月平均約2万4449円となっています。
特に、小学生の間では水泳や英会話などが人気の習い事として挙げられますが、高学年になると学習塾が主流となる傾向があります 。
このように、習い事の費用は年齢や内容によって異なりますが、全体的にはかなりの金額がかかることが分かります。
家庭の経済状況に合わせて、無理のない範囲で習い事を選ぶことが重要です。
参照:nippon.com
見直しのポイント!費用効果を考える
ベネッセの調査によると、習い事を続けることで子どもの学習意欲や社交性が向上することが確認されています。
しかし、その効果は必ずしも費用の多さに比例するわけではありません。重要なのは、子どもが楽しみ、続けられるかどうかです。
習い事をさせる上で重要視したいポイント
習い事をさせる上で重要なポイントは
・子供が楽しんでいるか
・親が子の成長を感じられるか
・費用に見合うだけの経験をできているか
です。
体験に行った時点である程度の質や、先生との相性などがわかるので、必ず体験には参加させる
ようにしましょう。
我が家の長男は、プチ反抗期を迎えていることもあり、集中力が切れると先生の指示を聞けなくなる場面があります。
そのような場面での先生の対応も実に多様で、「この先生になら任せられる」と思った場所に
通わせることに決めました。
優先順位をつける
魅力的な習い事が溢れている世の中ですから、その中から優先順位をつけて選択
しなければいけません。
どんなに魅力的でも、経済的な事情で通わせることができない可能性もあります。
どれだけ費用を習い事に回せられるか、
子どもの興味や成長に合っているか
などを見極めながら、
自分たちに合っているベストな選択をしましょう。
我が家の優先順位の付け方
1. 子どもの興味:先生との相性がよく、意欲的に取り組めるもので「また遊びに行きたい!」と言っている教室を選びました。
2. 費用対効果:やや価格が高めでも、学習塾は非認知能力を育みながら、数の概念を学べる点に魅力を感じ、将来のためにも続ける価値があると感じて選びました。
3. 負担の少ないもの:幼稚園受験対策で通っている幼児教室は、受験はご縁の部分もあるので比較的低めの価格設定の教室の中から選びました。
交通費を節約するために、自転車で通える範囲で選びました。
実践!家計を賢く見直すコツ
ここからは、具体的な家計見直し術を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
家計簿をつける
まずは、毎月の収支を把握することから始めましょう。
この際家計簿アプリを活用するのがおすすめです。
忙しいパパママに勧めたい、おすすめの家計簿アプリの記事はこちら
・毎月の家計が黒字になっているか
・いくら習い事に回せるか
きちんと把握してから始められると良いですね。
無駄を見つけて出費を削る
・使用していない通信教育やサブスク
・子どもが興味を失っている習い事
など、無意味な出費をなくして必要なことに回すお金を増やしましょう。
他のママから話を聞く
周りにいる経験豊富なママたちから、
費用を抑えつつ効果的な習い事の選び方や、
無料・低額の習い事情報を教えてもらうのもおすすめ!
ネットには掲載されていない情報や、リアルな口コミを聞くことができます。
入会前には体験に参加する
新しい習い事を始める前に、
・先生やお友達との相性
・子供が内容に興味を持って取り組めるか
等を把握するために、体験は参加しましょう。
入会金を払ったのに、本人のやる気が全くない…
などのリスクを下げることができます。
オンラインの習い事でコストを抑える
おうちでできる習い事もあります。
例えば、YouTubeでピアノのレッスン動画を見ながら練習する、オンラインの英会話レッスンを利用するなど、
費用を抑えつつ続けられる方法を取り入れましょう。
我が家はピアノ講師の祖母にオンラインでピアノを習う予定です。
我が家の見直したポイント
• 外食費を削減した
• 毎月5万積み立て購入していた投資信託を3万円に変更
• 0歳から続けていた通信教育は解約して、習い事のみにした
• 移動は可能な限り自転車にした
• 休日はお金をかけずに公園で思いっきり遊ばせる
転勤族の我が家は、今年の引っ越しを機に電動自転車を購入。
高額ですが、交通費の削減になるので元を取れるまで乗り続けたいと思います。
愛用している自転車はこちら▼三人乗りでデザインもオシャレ・前にカゴも付いている優れ物です!
まとめ
始める前に、習い事に回せるお金を把握しておくのが理想ですが、
もし、現状で家計を圧迫している
と感じたら
まずは家計の状況をしっかり把握し、費用対効果を考え、優先順位をつけることが大切です。
無駄な出費をなくして、必要なことにお金を回せるように家計を整えましょう。
お金のこと、目を背けたくなることもありますが、未来のためにしっかり向き合っていきましょう。
家計を労わりながら、子どもたちの未来にも投資していきましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの家計に少しでも役立つ情報があれば幸いです。